メタバース会議に最適なVRゴーグル『Meta Quest2』の4つの特徴について

 メタバース会議にはまず、なんといってもVRゴーグルが必要です。これがなければ、離れていても現実に一緒にいるような感覚を感じられないため、正直ZOOMなどのオンライン会議室と同じでメタバース会議特有のメリットがなくなってしまいます。
 でも実際に購入しようと思って調べてみると、いやーなんとも種類がたくさんあって何を選んでよいのかわからなくなってきますよね。そこでもっとも性能的にもコスパ的にも最適だと考えられる、オススメのVRゴーグル=Quest2というアイテムを紹介します。ぜひ、入手して次のステップへ進めてください。

 

Quest2とはどんな製品か?

Oculus Quest2

Quest2 製品イメージ 出典:Meta

 

 現時点では他のVRゴーグルが残念に思えるほど、圧倒的にオススメとなるのがこのQuest2と言うアイテムです。

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 まずこの製品を開発したメーカーはOculus(オキュラス)という会社だったのですが、2022年1月にあのファイスブックを運営しているMetaという会社に統合されて商標がMeta Questと名前に変わりました。なのでこの記事を書いている3月時点で、Amazonで商品を調べてみてもまだOculusで掲載されているので混同してしまいそうです、笑。

 この商品はどういった特徴があるのか整理してお伝えしていきましょう。

 

Quest2の特徴

 MetaのQuest2は主に以下の4つの特徴があります。
 

【Quest2の主な特徴】
特徴1:完全ワイヤレスな一体型
特徴2:処理性能が高く反応が速い
特徴3:上質で全方向なサウンド
特徴4:高解像度でリアルな視界

 
 これらについて、もう少し補足しながら説明を続けます。

 

特徴1:完全ワイヤレスな一体型

Quest2

Quest2 実際の開封イメージ

 
 Quest2は完全ワイヤレスにこだわって開発されていて、パソコンやスマホなどとケーブルで繋いだりすることなくVRゴーグル単体で動作する一体型です。Type-Cの専用有線でつないで爆速モードも可能ですが、メタバース会議ではそこまでの通信速度は必要ないので気軽に装着できます。
 完全ワイヤレスなのでVRゴーグルをセットしたまま前後左右に動くことができたり、内臓された4つのカメラが周囲を撮影しているため、実際の動きを仮想現実の中でアクションをとれたりと、意外と自由に行動を起こすことが可能です。
 そのことによって、本当に自分が仮想空間の中にいるかのような、深い臨場感を体験することができます。

 

特徴2:処理性能が高く反応が速い

Quest2

Snapdragon Tech Summit 出典 マイナビニュース

 7nmプロセス技術を用いて製造された8コアチップ:Qualcomm® Snapdragon™ XR2と、VRゴーグルでは多いメモリ:6GB RAMの組み合わせによって、従来製品の2倍の処理速度を実現する高性能システムを採用しました。
 そのため、アプリの応答性も高く、装着者側のアクションに対する反応も高く、タイムラグがほとんどないような感覚を覚えるほど。この処理速度の速さも体験するリアリティを左右する一つの大きな要素であると思います。

 

特徴3:上質で全方向なサウンド

Quest2 ポジショナルオーディオ イメージ

Quest2 ポジショナルオーディオ イメージ

 Quest2を装着すると高価なモニターイヤホンに匹敵する上質なサウンドにチューニングしてあり、VRゴーグルの中で実装されているyoutubeであっても、とても自然で上品な音質に聞こえてくるほどです。またVRゴーグルに内蔵されているスピーカーからは、映画館を見ているような全方位からの迫力のある音が流れます。そのため近くでささやいたり、遠くで叫んだりする声や、背後から近づく足音など立体的かつ自然な世界観を楽しめます。
 その秘密は上下左右の音が聞こえた場所を直感的に判断できるポジショナル(サラウンド)オーディオを採用しているためです。3次元に見える視覚もそうですが、聴覚からもリアリティを感じさせる仕様になっている、ということです。

 

特徴4:高解像度でリアルな視界

Quest2 ディスプレイイメージ

Quest2 ディスプレイイメージ

 サウンド=聴覚も自然ですが、解像度もさすがのスペックとなっています。製品の中には左右独立した1832×1920pxの2枚のディスプレイで3次元空間を構成していて、とても美しく自然な画像が飛び込んできます。まるで目の前に見たこともない不思議な空間が、本当に広がっているように感じます。
 そしてコントローラーでモノを掴んだり、投げたり、ボタンを押したり、引っ張ったりと、仮想現実の中でアクションを起こせます。一方で、設定すれば4つのカメラに動作を検知させ、自分の手や指で目の前のアプリを操作できるので、もう本当に仮想現実の中で自由にアクションを起こせる、とういうわけです。いやー、ほんとに興味深いですね、笑。

 

Quest2のスペック(仕様)一覧表

 Quest2のスペック(仕様)の一覧表を以下のとおり紹介します。

製品タイプ 一体型VRゴーグル
トラッキング方式 Oculus Insight = インサイドアウト方式(※)
操作 Oculus Touchコントローラー2機(同梱)
入出力 USB-TypeC × 1
解像度 1832 x 1920 (左右独立)
ディスプレイ 高速スイッチLCD
音声装置 全方位型オーディオ
音声出力 ステレオミニプラグ × 1
演算装置 Qualcomm® Snapdragon™ XR2
内蔵バッテリー 駆動時間で2~3時間程度
記憶容量 128GBと256GBの2タイプあり
眼鏡の使用 予めセットすることで使用可能

 ※インサイドアウト方式=VR装着者の動作や、装着者が持つコントローラーなどの位置を外部センサーを使わないで把握する先端技術を使ったトラッキング方式。

 

Quest2に合わせて欲しい関連アイテム

 そしてできれば一緒に購入を検討して欲しい関連アイテムがありますのでこちらも紹介しておきます。

【Quest2の関連アイテム】
Quest2関連アイテム1:Quest2 Elite ストラップ バッテリー付き
Quest2関連アイテム2:Oculus Linkケーブル
Quest2関連アイテム3:OCULUS QUEST2用 ANKER充電器
Quest2関連アイテム4:Apple Magic Keyboard

 

Quest2専用アイテム1:Quest2 Elite ストラップ バッテリー付き

 上記のスペック(仕様)一覧表でもお知らせしたとおりQuest2はVRゴーグルとしては最長クラスの2~3時間は連続使用が可能なバッテリーを内蔵しています。でも、長時間の会議になった場合を考えるとちょっと頼りないんですよね。いいところまで議論が進んでいるのに『では1時間ほど充電タイムで休憩してきます』とか、ちょっとあり得ないですよね。そこで重宝するのが、このバッテリー付きのストラップです。
 標準のストラップを交換して、USB-TypeCと接続することでプラス2~3時間、会議参加を継続できます。内臓バッテリーと合わせて4~6時間です。ここまでくれば十分ですよね。予算に余裕がなくとも、これは検討の余地ありなアイテムです。ぜひご検討ください。

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Quest2専用アイテム2:Oculus Linkケーブル

 もしも前述のバッテリー付きストラップがなくても、このOculus Linkケーブルで有線接続していれば、いつまでも会議が可能です。
 さらにこのOculus Linkケーブルで有線接続していれば、接続したパソコンの性能をフルに活用できることから、Quest2だけでは処理できない高度なアプリ(3Dゲーム)を動かせて、壮大な臨場感や没入感のあるゲームプレイも可能となります。メタバース会議とは少し指向は異なりますが、このVRゴーグルの可能性をグッと高めることができますのでお勧めです。

 
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Quest2関連アイテム3:QUEST2用 ANKER充電器

 メタバース会議が終わった後にQuest2をこのアイテムに装着しておくだけで充電してくれるので便利なアイテムです。しかもなんと!Quest2だけでなくコントローラーも同時に充電してくれる神アイテムなのです。
 実は標準仕様のコントローラーは、なぜか今どき単3の乾電池式なのですが、このアイテムには充電対応機能付きの乾電池が同梱されてあって、それを普通の乾電池と入れ替えることによって、同時充電可能としています。いやーさすがANKERさん、痒い所に手が届かせますね、笑。これもぜひ関連アイテムとしてご検討ください。

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Quest2関連アイテム4:Apple Magic Keyboard(US仕様)

 さて、バッテリー関連のアイテムが続きましたが最後はApple製のMagic Keyboardです。なぜKeyboard?と思うでしょうね、笑。実はQuest2のメタバース会議アプリであるWorksroomsでは、いつものパソコンを仮想現実の空間の中で導入できるのですが、机の上の実写画像が見えるもののちょっと暗いんですよね。
 なので完璧にブラインドタッチができるヒトはいいけど、ちょっと見ながら打っているヒトにとっては結構ツラくて苦労したりします。だけど対応するキーボードである場合は、そのキーボード上のアルファベットを仮想的にを光らせてくれる機能があるのです。ただしその対応キーボードというのがまだ3種類しかなく、そのもっとも安いキーボードがApple製のMagic Keyboardというわけです。
 これがあれば仮想空間の中で本当に気軽にいつものパソコンを使えるようになるのでとても感動します。だけど問題がひとつ。日本語(JIS)仕様のキーボードはまだ対応していないので、かならずUS(ANSI)仕様のものをチョイスしてください。

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Meta製のQuest2紹介のまとめ

 さすがファイスブックを運営する会社Metaが巨額投資して作り上げようとするメタバース用アイテムとして開発しただけのことはあり、現代の最先端デバイスと言っていいと思います。まだまだ進化はしていくとは想像しますが、現時点ではこのVRゴーグルが一押しであることは間違いありません。まずはこのアイテムの入手から進めてください。

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